概要
高度人材ポイント制度は、日本政府が人口減少と経済停滞を克服するために2012年5月7日から施行した外国人永住ビザ取得制度である。この制度は、高学歴と高度技術を持つ外国人に永住権を付与し、日本経済を活性化することを目的としている。既存の永住権取得方法とは異なり、高度人材ビザは日本人と結婚しなくても無期限滞在が可能であることが特徴である。
詳細
高度人材ポイント制度は、以下の三つの主要項目に分けられる:
- 高度学術研究活動 (A)
- 高度専門技術活動 (B)
- 高度経営・管理活動 (C)
高度学術研究活動 (A)
高度学術研究分野でポイントが付与される基準は以下の通り:
- 学歴: 博士学位(30点)、修士学位(20点)
- 職務経験: 7年以上(15点)、5年以上(10点)、3年以上(5点)
- 年収: 10~40点
- 年齢: 29歳以下(15点)、34歳以下(10点)、39歳以下(5点)
- ボーナス: 研究実績(25点)、特定支援措置機関に就職(10点)、中小企業就職(5点)、関連外国資格(5点)、日本の高等教育機関学位取得(10点)、JLPT N1取得(15点)
高度専門技術活動 (B)
高度専門技術分野でポイントが付与される基準は以下の通り:
- 学歴: 博士学位(30点)、修士学位(20点)、学士学位(10点)
- 職務経験: 10年以上(20点)、7年以上(15点)、5年以上(10点)、3年以上(5点)
- 年収: 10~40点
- 年齢: 29歳以下(15点)、34歳以下(10点)、39歳以下(5点)
- ボーナス: 研究実績(15点)、日本国家資格(10点)、特定支援措置機関に就職(10点)、中小企業就職(5点)、関連外国資格(5点)、日本の高等教育機関学位取得(10点)、JLPT N1取得(15点)
高度経営・管理活動 (C)
高度経営・管理分野でポイントが付与される基準は以下の通り:
- 学歴: 博士学位または修士学位(20点)、学士学位(10点)
- 職務経験: 10年以上(25点)、7年以上(20点)、5年以上(15点)、3年以上(10点)
- 年収: 3000万円(50点)、2500万円(40点)、2000万円(30点)、1500万円(20点)、1000万円(10点)
- ボーナス: 代表取締役(10点)、取締役(5点)、特定支援措置機関に就職(10点)、中小企業就職(5点)、関連外国資格(5点)、日本の高等教育機関学位取得(10点)、JLPT N1取得(15点)
共通事項
- 高度専門技術分野および高度経営・管理分野においては、年収300万円以上が必要
- 研究実績に関連して様々な項目でポイントが付与される
統計
2012年5月から2013年4月までに認定された人数は434人であり、平均年齢は34.5歳であった。分野別では高度専門技術分野が79.5%で最も多く、国別では中国が56.7%で最も多かった。最終学歴では修士学位が45.6%で最も多かった。
