韓国軍によると、北朝鮮が発射した短距離弾道ミサイルは、250キロあまり飛行し、日本海上に落下したと発表しました。
発射は午前9時半ごろ、北部の慈江道・江界一帯から行われたもので、複数のミサイルが日本海に向けて発射されました。韓国軍は、6日の弾道ミサイル発射に続く動きとして注視しており、北朝鮮がさらなる発射を行う可能性を警戒しています。
北朝鮮は6日の発射後、新型の極超音速中長距離弾道ミサイルの試射成功を主張しており、今回の発射も同様の意図があるとみられています。
この動きは、アメリカのトランプ次期大統領の就任を目前に控え、国際社会に対する存在感を示す狙いがあるとの見方が強まっています。韓国軍は、ミサイル搭載の移動式発射台の動きが継続して確認されていることから、引き続き警戒を強化しています。
