在外選挙が5月20日から始まる第21代大韓民国大統領選挙に向け、日本国内の有権者に向けた主要候補者の公約一覧が公開された。日本国内では東京を含め全国19ヵ所に投票所が設置される。
主要候補者として掲げられているのは、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)、国民の力の金文洙(キム・ムンス)、改革新党の李俊錫(イ・ジュンソク)、民主労働党の権英國(クォン・ヨングク)、自由統一党の丘ジュリアンの5名。
李在明候補は「均衡ある国土開発」や「南北経済協力強化」などを掲げている。金文洙候補は「米韓同盟の強化」や「労働市場の柔軟化」、李俊錫候補は「先端産業への投資拡大」や「若者世代への積極的な支援」、権英國候補は「労働者の権利強化」や「社会福祉の拡充」、丘ジュリアン候補は「自由統一」を全面に押し出している。
海外居住者や在日韓国人は投票権を行使し、各候補者が掲げる政策の方向性を見極めることになる。大統領選挙の本投票日は6月3日だが、海外投票は一足早く5月20日から25日まで行われる。
