在日韓国人福祉会は2025年5月19日、第2回「外国人高齢者支援者のネットワークづくり会議」を開催した。今回のテーマは「外国人高齢者を住み慣れた地域で最期まで支えるために」、サブテーマとして「たとえ異国の地で認知症高齢者になっても」が掲げられた。
会議では、認知症となった在日韓国人高齢者の現状や支援事例が報告され、地域で支えるための課題や工夫が紹介された。また、参加者間で情報交換が行われ、ブラジル日系社会の福祉事例や医療現場での支援実態、高齢外国人の帰国・定住における課題、川崎市におけるオールドカマーとニューカマーの特性とそれぞれの支援課題について議論が深められた。
さらに、アンケート調査の結果も報告された。参加者39名のうち、自治体や高齢者支援センター、介護事業所、病院、大学、メディア関係者など多岐にわたる分野からの参加があった。回答者の81.8%が「認知症外国人高齢者の現状や課題について理解が深まった」と回答。特に印象に残った内容として、言語の壁や母国語回帰現象に伴う支援の難しさや、韓国人高齢者の具体的な支援事例などが挙げられた。
第3回目の会議は7月中旬に開催予定。引き続き参加を募っており、運営ボランティアも随時募集している。
