国立国会図書館、蔦屋重三郎をテーマに展示開催…葛飾北斎の作品も紹介

国立国会図書館は現在、東京と関西の両館で江戸時代の出版界に大きな影響を与えた蔦屋重三郎(つたや じゅうざぶろう)をテーマにした展示を開催している。

今回の展示『時代の風雲児・蔦屋重三郎』では、蔦屋重三郎が刊行した作品を中心に紹介。会場には、葛飾北斎が描いた『画本東都遊』に掲載された耕書堂の様子も展示されている。作品では店先で客が本を手に取り、棚に浮世絵が積まれている賑やかな情景が描かれており、当時の出版文化の活気を伝えている。

蔦屋重三郎は、江戸時代の出版業界に革新をもたらした版元として知られており、葛飾北斎をはじめ喜多川歌麿など多くの著名な絵師や作家と協力し、多彩な浮世絵や戯作本を刊行した人物として有名だ。

展示は国立国会図書館の東京本館、関西館で同時開催中。詳細は国立国会図書館ホームページで確認できる。

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