筑豊と炭鉱…そして朝鮮人

朝鮮総聯筑豊支部は7月27日から8月3日まで、飯塚市菰田西の同支部会館で企画展「筑豊と炭鉱…そして朝鮮人」を開催する。入場無料、午前10時から午後3時まで。

展示では、かつて炭鉱で栄えた筑豊地域の歴史を3つのテーマで紹介する。町の発展を支えた「炭鉱の町“筑豊”」、そこで共に働いた在日朝鮮人を取り上げる「炭鉱と朝鮮人」、そして戦後も地域に残る「追悼碑・供養塔」をパネルや写真で解説する。

企画展最終日の8月3日午前11時からは、筑豊在住の研究者・占部哲生氏と在日朝鮮人史研究者・鄭露美氏による特別講演を行う。定員15名、参加費500円、要事前予約。問い合わせは同支部(☎090‑3739‑6170)。

同支部は「日本の植民地政策以降、筑豊地域を支えた朝鮮人の歴史が風化しつつある。両国の真の友好に向け、過去の事実を記録し後世に伝えることが必要」と企画趣旨を説明している。

会場:福岡県飯塚市菰田西2-7 駐車場あり
主催:筑豊・在日朝鮮人の歴史を記す会(チンダルレ)

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