在日韓国人高齢者の最前線支援、5・6月も続く奮闘

2025年5月から6月にかけて、在日韓国人福祉会は多忙な日々を送った。孤独死対応2件、葬儀支援3件、認知症高齢者の引っ越し支援3件、施設入所支援2件など、現場では切実な状況への対応が相次いだ。

認知症が進行し、地域での一人暮らしが限界を迎えるケースが後を絶たない。近隣住民との摩擦をきっかけに退去を余儀なくされる例も報告されており、福祉会は今後も持続的な支援体制の構築を迫られている。

一方で、明るい話題もあった。福祉会の支援によって、2名の高齢者が近隣の施設に無事入所した。外国人高齢者が東京都内で施設に入ることは容易ではなく、行政手続きや生活環境の調整など、複雑な工程を伴う。それでも福祉会は、引っ越しから入所までを一貫して支えた。

また、地域社会とのつながりも着実に広がっている。6月には、鷺ノ宮高校の生徒たちがフィールドワークで福祉会を訪問。韓国語学習者でもある生徒たちとの交流は、現場に明るい空気をもたらした。

6月1日には「新大久保インターフェス2025」にも出展。多国籍文化が交わる場で、福祉活動の意義を広く発信する機会となった。

在日韓国人福祉会は「支援を必要とする高齢者にとって、私たちが一筋の希望である限り、心折れずに前へ進む」として、今後も現場に根ざした活動を継続していく方針だ。

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