9月30日、神戸学院大学の岡部芳彦教授、名古屋学院大学の青木圭介教授、東洋大学の川崎健太郎教授が合同で実施する「OAKs Joint Seminar 2025」の一環として、3大学から集まった学生42人が自民党本部を訪問し、大空幸星学生部長と意見交換を行った。
今回の訪問は、若い世代が政治現場を体感し、現役議員との直接対話を通じて声を政策に反映させる狙いで企画された。冒頭はアイスブレイクとして、学生の質問に大空部長が◯×形式で回答。「もともと政治に興味はあったのか」「プライベートでも議員と会うことがあるか」といった率直な問いに答えるたび、会場は和やかな雰囲気となった。
続いて、学生代表チームが「大学生の経済的負担をどう減らすか」をテーマにプレゼンテーションを行い、授業料や生活費といった課題を提示。これに対し大空部長は、学生部の活動や被選挙権年齢引き下げをめぐる議論を紹介し、若者が政治に参加しやすい環境づくりの重要性を強調した。また、自民党総裁選の動向にも触れるなど、幅広いテーマで意見が交わされた。
学生からは「現場の声を聞けて理解が深まった」との感想が寄せられ、今回の交流は政治と若い世代をつなぐ貴重な機会となった。
