新春を迎え、皆様におかれましては、益々ご清祥のことと心よりお慶び申し上げます。
平素より早稲田大学の諸活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年10月のホームカミングデーにおいて、創立150周年記念事業のオープニングセレモニーを執り行いました。早稲田大学は、創立150周年を迎える2032年、さらにはその先の2050年を見据え、改めて建学の精神に立ち返り、研究・教育・社会貢献を通じて日本社会の変革を牽引する大学を目指しております。
創立150周年記念事業は、こうした本学の将来像に向けた取り組みと変革の現状を、学内外の皆様と共有するための事業であると位置づけております。
その歩みの一環として、本学は昨年、文部科学省が掲げる大学ファンド構想に基づく「国際卓越研究大学」の公募に応募いたしました。昨年12月19日に審査結果が公表され、残念ながら本学は認定に至りませんでした。
しかし、過去3年間にわたり2度挑戦する中で描き上げてきた本学の改革ビジョンは、創立150周年記念事業の第一歩として極めて意義深いものとなりました。本学が掲げたこのビジョンに沿って着実に改革を進めていけば、いずれ必ずや世界トップレベルの大学の一つとして国際社会から認められる日が来るものと確信しております。その意味において、今回の挑戦に悔いはありません。
今後とも、本学の大学改革の取り組みに対し、変わらぬご理解とご協力、ならびにご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
皆様の日頃のご厚情に深く感謝申し上げますとともに、本年が皆様にとって実り多き一年となりますようお祈り申し上げます。
2026年 元旦
早稲田大学 総長
