北朝鮮「韓国を同胞から永久排除、核保有国を憲法に明記」…米国とは対話の余地

北朝鮮は韓国を「同胞」の範疇(はんちゅう)から永遠に排除すると宣言した。一方で、敵対視政策を撤回すれば米国と良好な関係を築く用意があるとし、核保有国としての地位は憲法への明記を通じて維持されると強調した。北朝鮮は第8回朝鮮労働党大会の閉幕にあたり、こうした対米・対南(韓国)政策を明らかにした。

26日付の労働新聞によると、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(総書記)は、党中央委員会第8期事業総括報告を通じて、韓国との対話断絶とともに同胞からの排除を宣言し、韓国の執権勢力が体制崩壊を企てたと批判した。

金委員長は「韓国の現政権の融和的な態度は拙劣な欺瞞(ぎまん)劇だ。全朝鮮半島を資本主義体制に変えるという野望を抱き、和解と平和を標榜(ひょうぼう)しながら朝鮮半島の非核化を掲げて武装解除を画策する有害な存在だ」と主張した。

さらに「朝鮮民主主義人民共和国は、最も敵対的な実体である大韓民国と話し合うことは何もなく、韓国を同胞の範疇から永遠に排除する。韓国との関係において残されたのは、国益に準じた冷徹な計算と徹底した対応のみだ」と線を引いた。

一方で、米国に対しては対話の余地を残した。金委員長は「もし米国が、朝鮮民主主義人民共和国の憲法に明記された現在の国家の地位を尊重し、対朝鮮敵対視政策を撤回するならば、我々も米国と良好な関係を築けない理由はない」としながらも、「しかし、米国がこれまでの慣習的なやり方から抜け出さず、最後まで対決姿勢でくるのであれば、比例的な対応で一貫し、手段と方法は十分にある」と述べた。さらに、平和的共存であれ永遠の対決であれ、我々はすべてにおいて準備ができており、その選択は米国次第だと主張した。

また、核保有国としての地位も強調した。金委員長は「朝鮮民主主義人民共和国の最高人民会議は、核兵器の発達を高度化し、国の生存権と発展権を担保し、戦争を抑止して平和と安定を守護するという意志を憲法に明記した」と明かした。これにより、名実ともに核保有国である国家の核政策と実現闘争を、最高法によって永存させるという課題が解決されたと宣言した。

続けて「現在、核武力は侵略戦争を物理的に抑止する使命を遂行しており、戦争抑止能力と即時報復の準備を整えている。攻勢的な闘争によって蓄積した力は、自衛権として敵の戦争挑発の意志を無力化し、地域の力の均衡を保障する」と主張した。

最後に金委員長は「共和国の武力を世界最強の軍隊へと強化し、国家核武力を拡大、核保有国の地位を徹底的に行使する。核保有国の地位は、敵の潜在的な脅威を抑止し、国家の安全と利益を保障する基本的な担保だ」と強調した。

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