2024年10月2日、「日韓交流おまつり2024 in Tokyo 2日目 シークレットコンサート」が駒沢オリンピック公園で開催され、韓日歌王戦で注目を集めた3組のアーティスト、かのうみゆ、MAKOTO.、そして東 亜樹がそれぞれ個性豊かなパフォーマンスを披露した。日韓双方のファンを魅了する圧巻のステージが続き、イベント全体を通して熱気に包まれた夜となった。
かのうみゆ、オリジナル楽曲とビジュアルでファンを魅了

福岡県大牟田市出身のかのうみゆは、幼少期から歌手を目指し、ギター弾き語りを軸にライブ活動を続けてきた実力派アーティストだ。オリジナル楽曲は50曲以上にのぼり、その楽曲は幅広い世代から支持を受けている。特にトロット・ガールズ・ジャパン予選で披露した「Over Drive」(JUDY AND MARY)のパフォーマンスはTikTokで350万回以上再生され、関連動画を含めると1,000万回を突破するなど大きな話題となった。今回のステージでは、その独特の歌声とパフォーマンスで観客を魅了し、韓国NBN放送の「日韓歌王戦」出演以降、韓国でも急速に人気を集めている。
MAKOTO.、K-POPへの情熱と日韓をつなぐ役割

東京都出身のMAKOTO.は、K-POPアイドルに憧れ、韓国で5年間にわたる練習生生活を経て、その経験を糧に今回のステージに立った。韓日歌王戦では日本代表として堂々のパフォーマンスを見せ、その存在感を示した。韓国語を使ったトークやMCも交えながら、会場全体を巻き込んだパフォーマンスは日韓のファンから熱烈な歓声を引き出した。料亭の女将として働く一面も持ち、多彩な才能を発揮するMAKOTO.は、今後も日韓をつなぐ架け橋としての活躍が期待される。
東 亜樹、現役高校生とは思えない成熟した歌声

福岡県出身で4歳から歌い始めた東 亜樹は、最年少で数々の音楽祭で優勝を果たすなど、その実力は折り紙付きだ。現役高校生でありながら、年間150回以上のコンサートを行い、その圧倒的な歌唱力と表現力で多くのファンを魅了している。今回のステージでも、韓日歌王戦で見せた実力を遺憾なく発揮し、観客を引き込む歌声で会場全体を包み込んだ。2024年にはトロットガールズジャパンの決勝にも進出し、その成長と活躍にさらに注目が集まっている。
日韓音楽シーンに新たな風を吹き込む3組
今回の「日韓交流おまつり2024 in Tokyo 2日目 シークレットコンサート」は、3組のアーティストによって日韓の音楽ファンにとって忘れられない特別な一夜となった。それぞれが異なるバックグラウンドや経験を持ちながらも、韓日歌王戦での経験を活かし、独自のスタイルと実力で会場を圧倒した。この3組のアーティストは、日韓の音楽文化の融合を象徴する存在として、今後もさらなる活躍が期待される。彼らのステージは、日韓の音楽シーンに新たな可能性と希望をもたらすものとなった。
ソン ウォンソ (Ph.D.)
民主平和統一諮問会議グローバル戦略特別委員会委員
秀明大学専任講師
