
北朝鮮と日本の関係や平和に関する2つの重要なイベントが発表された。どちらも拉致被害者問題や平和宣言を取り上げ、北朝鮮と日本の外交課題について討論する場となっている。
平和統一講演会(2024年12月14日開催)
12月14日(土)に、広島で「平和統一講演会」が開催される。主催は、民主平和統一諮問会議日本地域会議。在日本大韓民国民団広島県地方本部で14時から17時30分まで行われる(13時30分から受付開始)。定員は100名で、事前申し込みが必要。申し込み締め切りは12月6日。
第一部では金沢星稜大学教授の菊池嘉晃氏が「北送事業65年の総括」というテーマで講演を行い、北朝鮮の送還事業に関する詳細な情報が提供される予定だ。第二部では関東脱北者協力会代表の木下公勝氏が「北送と脱北者の証言」と題し、脱北者としての経験を語る。
ストックホルム合意記念シンポジウム(2024年10月12日開催)
10月12日(土)には、ストックホルム合意10周年と平壌宣言22周年を記念するシンポジウムが東京で開催される。このシンポジウムでは、日本政府が平壌宣言を誠実に履行すべきであるというテーマが議論される。
シンポジウムは13時30分に開始され、16時30分に終了予定。朝鮮新報社編集局長の金志永氏とジャーナリストの高野孟氏が登壇し、朝日・平壌宣言が果たしていない背景や日本政府の対応について、分析が行われる。参加費は1,000円で、事前登録が必要である。
これらのイベントは、北朝鮮と日本の関係に関する継続的な議論を深め、拉致問題や平和プロセスに関する理解を深める貴重な機会となるだろう。関心のある方々は、事前登録を行い、参加を検討してみてほしい。
