「イカゲーム2」、世界的な人気を証明する視聴記録更新


Netflixオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」シーズン2が、Netflix「TOP10」のテレビ非英語部門で2週連続1位を記録し、その世界的な人気を再び証明した。同時に、2021年に公開されたシーズン1もランキング2位に再浮上し、シリーズ全体が再び注目を集めている。

シーズン2は昨年12月26日に配信を開始し、1月第1週(12月30日~1月5日)の視聴時間は4億1710万時間、視聴数は5820万ビューを記録。同期間のテレビ英語部門や映画部門(英語・非英語)の成績を大きく上回った。また、世界93カ国・地域のうち91カ国・地域でランキング1位に輝き、圧倒的な支持を得ている。

公開初週(12月26日~12月29日)には視聴時間4億8760万時間、視聴数6800万ビューを記録していたが、2週目はこれを下回った。一方で、2021年に公開されたシーズン1では、公開初週の視聴時間(4億4837万時間)を翌週に5億7176万時間に伸ばしており、シーズン2の動向にも引き続き注目が集まる。

今回、シーズン1が2位に入った理由として、シリーズ全体をまとめて視聴するファンの増加が挙げられる。特に海外では、シーズン2の内容について賛否両論があるものの、現代の社会的・政治的状況とリンクしているとの指摘が注目されている。

米紙ニューヨーク・タイムズは1月4日(現地時間)付のコラムで、昨年12月に韓国で尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が「非常戒厳」を宣言したことや、市民による抗議集会に言及。「『イカゲーム』が、激動の歴史を持つ若い民主主義国家・韓国で誕生したことは決して偶然ではない」とし、シーズン2を「世界的な社会の右傾化をテーマにした素晴らしい実験」と高く評価した。

「イカゲーム」のシリーズは、単なるエンターテインメントを超え、現代社会における深いテーマ性と時代背景を描く作品として、今後もその影響力を広げていくと期待されている。

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