経済アナリスト・森永卓郎さんが死去　67歳　原発不明がんのため自宅で最期迎える

経済アナリストで知られる森永卓郎さんが、本日1月28日、自宅で亡くなったことが分かりました。67歳でした。死因は原発不明がんで、2023年末にがんが判明し、闘病生活を続けていました。葬儀は近親者のみで執り行われる予定です。

長男・康平さん「多くの応援が家族を勇気づけました」

長男の森永康平さんは、父の逝去について次のようにコメントを発表しました。

「闘病中は本当に多くの方から応援のメッセージをいただき、本人だけでなく私たち家族も勇気づけられていました。ありがとうございます。まだ気持ちの整理がつかない状態ですが、今後、母を支えながら必要な手続きを進めていきます。時間ができた際には、父の闘病の様子や最期について皆さまに報告できればと思います。それまでは温かく見守っていただけますと幸いです。」

闘病生活を続けながら発信を継続

森永さんは2023年末にがんが判明して以降、痛みや病状に悩まされながらも、経済アナリストとして精力的に活動を続けていました。亡くなる前日となる1月27日には、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に出演し、以下のように自身の状態を語っていました。

「がんの宣告を受けて以降、今が一番つらい状態だと思います。お医者さんが家に来てくれる予定ですが、どうやら本格的な転移が始まったのではないかと感じています。非常に痛みが強い状態です。」

所属事務所からの発表

所属事務所からの発表によれば、森永さんは本日13時33分、家族に見守られながら息を引き取りました。以下、広報文の一部を引用します。

「森永卓郎（67歳）は、2023年末にがんが判明。その後、闘病生活を続ける中でも精力的に発信を続け、最期の生放送出演は1月27日の『大竹まことゴールデンラジオ!』となりました。これまでご厚誼、ご厚情を賜りました皆さまに深く感謝申し上げます。なお、葬儀は近親者のみの家族葬にて執り行います。」

ファンや関係者への感謝

事務所からは、ファンや関係者への感謝とともに、「香典、供花、供物等は謹んで辞退させていただく」との意向が伝えられています。また、マスコミに対しては「ご親族へのご配慮をお願い申し上げます」と呼びかけています。

長年にわたり経済分野での鋭い分析を発信し続けた森永卓郎さんの訃報に、多くの人々が深い悲しみを抱いています。ご冥福をお祈り申し上げます。