在韓被爆者、広島の資料館を訪問 「悲劇の再来あってはならない」

【広島】韓国南東部の大邱市などに住む韓国人被爆者ら14人が24日、広島市の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学した。訪問団は園内にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑の前で黙とうし、花を手向けた。

被爆者の一人で広島で被爆した朴一夫さん(80)は「このような悲惨な出来事が二度と繰り返されてはならない。核兵器の廃絶に向けて努力したい」と語った。

一行は資料館で、原爆投下時の様子をCGで再現したパノラマ展示を熱心に見学。韓国人被爆者の故・郭貴勲さんに関する展示パネルの前では、足を止めて見入る姿も見られた。

今回来日したのは、韓国原爆被害者協会の大慶支部に所属する広島で被爆した13人と、被爆2世1人の計14人。平和への思いを新たにした訪問となった。

Reporter

Reporter

コメントを残す

ウィークリーニュースジャパンをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む