国連人間居住計画(UNハビタット)福岡本部(アジア太平洋担当)の石垣本部長は2025年6月17日、国土交通省主催の「APEC地域の環境課題に対応した質の高いインフラ・ハイレベル会議」(東京開催)に登壇し、基調講演を行った。
石垣氏は講演の中で、都市の環境課題への対応や強靭なまちづくりに関する国連ハビタットの具体的な取り組みを紹介。特に気候変動や自然災害などのリスクに対応するため、アジア太平洋地域の都市が取り組むべき戦略やインフラ整備の重要性を強調した。
また、質の高いインフラ投資を通じて持続可能かつ災害に強い都市環境を構築することが、地域全体の発展につながるとの考えを示した。
同会議にはAPEC加盟各国の政府関係者、国際機関、専門家らが参加し、都市環境改善のためのインフラ整備や協力推進について議論を深めた。
