詩人のアーサー・ビナード氏を招いた講演会「時計をどこまで巻き戻せばいいのか?」が8月3日(日)、ちひろ美術館・東京で開催される。戦後80年を記念した特別展「ちひろと世界の絵本画家たち 絵本でつなぐ『へいわ』」に関連した催しで、7月25日発売予定の新刊絵本『1945年8月6日 あさ8時15分、わたしは』(童心社)にも携わったビナード氏が、平和への思いや日本の未来について語る。
この絵本は広島原爆を体験した子どもたちの手記をもとに構成され、全編にわたり絵本作家・いわさきちひろの作品が使われている。ビナード氏も文章と詩を寄せており、戦後80年という節目を迎える日本の現在と未来への視座を示す。
講演会は美術館での対面形式とオンライン形式の併用開催で、会場定員は40名、オンライン参加は100名。参加費は会場参加が1000円(入館料別)、オンライン参加は700円。いずれも事前予約が必要となっている。
日時:2025年8月3日(日)14:00〜15:30
会場:ちひろ美術館・東京/オンライン併用
講師:アーサー・ビナード(詩人)
【参加申し込み】
会場参加申し込み:ちひろ美術館公式サイトまたはTEL.03-3995-0612
オンライン参加申し込み:https://20250803arthurbinard.peatix.com/
【絵本の案内】
『1945年8月6日 あさ8時15分、わたしは』
言葉/原爆を体験した子どもたち 絵/いわさきちひろ
出版/童心社(2025年7月25日刊行予定)
