「ルフィ強盗事件」組織幹部の小島智信被告に懲役20年

2025年7月23日、東京地方裁判所は「ルフィ」と名乗る指示役による連続強盗事件で、組織の幹部とされた小島智信被告(47)に対し、強盗致傷幇助などの罪で懲役20年の実刑判決を言い渡した。組織幹部への実刑判決は本件が初のケースとなる。

裁判長は判決理由で、小島被告がSNS上で強盗の実行役を募集し、意志確認のうえで指示役へ紹介する役割を担い、事件の継続的実行に大きく寄与した点を重く見た。被害者に身体的危害をもたらし、国民に強い不安を与えた行為は「極めて悪質かつ前例のない犯行」と評された。

検察は懲役23年を求刑していたが、裁判所は被告の地位や関与の重大性を踏まえ、求刑には及ばないものの実刑20年が相当と判断した。

被告は判決後、「関係した事件で被害者を生んだことを深く反省している。心から謝罪する」と述べた。今後、被告の控訴の行方が注目される。

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