在日コリアン武道界の一大イベント「コリアンカラテフェスティバル2025」が、8月31日(日)に大阪朝鮮中高級学校体育館で開催される。前日の8月30日(土)には、学生中央体育大会・形競技が同会場で行われる予定だ。
今年のフェスティバルでは、伝統を受け継ぐだけでなく、現代的な競技武道としての空手の魅力を広めるべく、多彩なプログラムが用意されている。中でも注目されるのは、「第2回武道交流会」と「現役国家代表・鄭世梨(チョン・セリ)選手によるチャレンジセミナー」である。
鄭選手は韓国代表として国際舞台で活躍する空手界のトップアスリートであり、今回のセミナーでは、自らの経験をもとに技術指導や競技への向き合い方を直接伝える貴重な機会となる。初心者から上級者まで幅広い層が参加できる内容となっており、参加者同士の交流の場としても期待される。
主催者は「武道を通じて民族の誇りと精神を共有し、世代を越えてつながりを深めることがフェスティバルの目的」と述べており、例年にも増して熱気あふれる行事になる見通しだ。
