純粋で清らかな生を追求した韓国人詩人、尹東柱(ユン・ドンジュ)の没後80年を記念し、立教大学池袋キャンパスで「尹東柱 詩朗誦大会」と「尹東柱 詩画展」が10月11日に開かれる。主催者側は「芸術の秋に、尹東柱の詩とともに心豊かな時間を分かち合いたい」としている。
詩朗誦大会
詩朗誦大会は午前11時から午後2時30分まで太刀川記念館で行われる。中高生部と大学生・一般部に分かれ、参加者は尹東柱の作品から1編を選び暗誦。朗誦後には詩を選んだ理由や詩人との出会いを語る。使用言語は韓国語、日本語、英語、中国語のいずれかで、発表時間は5分以内に限られる。
応募期間は8月25日から9月26日午後5時必着。ハヌル賞には日韓往復航空券、パラム賞は2万円相当の商品券など、部門ごとに豪華賞品が用意されている。
詩画展
同日同会場では小学生を対象とした詩画展も開催される。テーマは「尹東柱の詩をモチーフにした詩画」。A2サイズの平面作品で、色鉛筆や絵の具、デジタルドローイングなど形式に制限はない。使用言語も自由で、作品は展示可能な形で出品する必要がある。
応募期間は同じく8月25日から9月26日午後5時まで。最優秀賞のハヌル賞には日韓往復航空券が贈られるほか、入賞者には商品券が授与される。
