在日韓人歴史資料館は9月21日（日）午後4時から、同館3階セミナー室で「元BC級戦犯の尊厳回復を」をテーマにした講演会を開く。講師は同進会会長の朴來洪氏が務める。
BC級戦犯問題は、第二次世界大戦後に連合国の軍事法廷で裁かれた捕虜監視や従軍労務者らを指す。日本の戦後史において、彼らの多くは日本国籍を剥奪された朝鮮人や台湾人であり、その存在と処遇は長年にわたり十分に顧みられてこなかった。
今回の講演では、戦後80年を迎える中で、当事者と遺族が直面してきた社会的 낙인과 권리 박탈의 역사、そして尊厳回復の課題が語られる見通しだ。資料館関係者は「日本社会に埋もれた歴史を見つめ直し、今なお続く人権問題として考えてほしい」としている。
