長生炭鉱遺骨問題、政府交渉も空回り ― 被害者遺族の怒りと訴え

日本の長生炭鉱で犠牲となった労働者の遺骨問題をめぐり、遺族団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会(刻む会)」が10月21日、外務省・警察庁・厚生労働省に対し要請書と31件分のDNAデータを正式に提出した。

刻む会は長年にわたり炭鉱事故の犠牲者遺骨を捜索してきたが、政府側からは依然として「誠実な回答が得られない」と批判した。会の上田事務局長は交渉の席上、「真剣にやりなさい! 今日は本当に頭にきています。あなたたちがDNA鑑定をやらないなら、刻む会が自らやります!」と声を荒らげたという。

共同代表の井上氏も感情を抑えきれず訴えた。「現場に来てください。183名が眠っている場所には深い悲しみがあります。韓国政府の関係者は現地に来ていますが、日本政府は誰も訪れていません。こんなに恥ずかしいことはありません」と声を震わせた。

刻む会は政府に対し、遺骨の鑑定・返還手続きを早急に進めるよう強く求め、少なくとも来年2月7日に予定される追悼集会には関係閣僚の出席を要請している。

今回の交渉は、長年進展のない長生炭鉱遺骨問題に再び注目を集めており、日韓両国の歴史認識と人道的対応の在り方を問う象徴的な局面となった。

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