九州大学韓国研究センターと九州韓国研究者フォーラムが主催する特別講演が、11月21日に福岡市で開催される。講師には韓国国会の立法・政策調査機能を統括する李官厚国会法調査処長が招かれ、韓国民主主義の現状と課題について語る。
会場はJR博多シティ会議室10階C+Dで、時間は19時から20時30分まで。18時30分に開場し、定員は先着80名となっている。講演は韓国語で行われ、日本語の逐次通訳が付く。
テーマは「韓国の民主主義の危機と展望:戒厳と弾圧以降の政党政治」。近年の政治的緊張、政党システムの変動、市民社会の変容などを軸に、韓国民主主義が直面する構造的課題を掘り下げる内容となる。特に国会内の調査・分析機能が政治環境の変化のなかで果たしてきた役割や、今後の制度的対応が重要論点になる見通しだ。
講師の李氏は、ロンドン大学(UCL)で政治学修士号を取得し、国会立法調査官、国会未来研究院副院長などを歴任した実務家である。現在は国会法調査処を率い、韓国国会の立法・政策研究を担当している。
今回の講演は、研究者や学生、市民が韓国民主主義の現状を多角的に理解する機会として企画された。主催側は、日韓両地域の知的交流を深める契機になると期待している。
