石破首相、戦後80年談話検討 平和国家の意義訴える

首相官邸に入る石破茂首相=2025年2月27日午前8時27分、平田明浩撮影

石破首相は戦後80年談話の発表を検討に入った。2015年8月、安倍晋三元首相が戦後70年談話を閣議決定して以来、ロシアのウクライナ侵攻など国際情勢の変化を背景に、先の大戦を振り返りながら戦後の日本が平和国家として歩んできた軌跡を国内外に示す必要性を認識していると見られる。

27日までに複数の官邸幹部と検討議論が始まっており、これまで終戦記念日やその前日に閣議決定されてきた過去の談話を踏まえ、発表時期などを巡って協議が行われた。有識者会議の設置についても検討対象に上がっている。

1月21日の毎日新聞インタビューでは、戦後80年談話の発表について「今までの経緯も踏まえ、適切に判断したい」と述べ、石破内閣は歴代内閣の歴史認識方針を基本的に踏襲する意向を示していた。同月31日の衆院予算委員会では「なぜあの戦争を始めたのか、なぜ避けることができなかったのか。80年での検証は極めて重要だ」と発言し、第二次世界大戦の徹底的な検証に意欲を示している。

与党内では、斉藤鉄夫公明党代表が「被爆80年、核廃絶に向けた談話もあってよい」と前向きな意見を示す一方、自民党内の保守派は「70年談話で十分」とする声もあり、意見が分かれている。

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