タイ警察は20日、バンコク市内で記者会見を開き、ミャンマー、カンボジア、ベトナムの詐欺拠点で特殊詐欺を主導していたとみられる日本人の男(46)を14日にバンコク市内で拘束したと発表した。
発表によると、男は暴走族「関東連合」の元メンバーで、カンボジアとベトナムの拠点で日本人を対象にした詐欺グループのトップを務め、マネーロンダリングを行う会社も設立していた。また、ミャンマーの拠点でも特殊詐欺を主導していたとみられる。日本では詐欺や窃盗などの容疑で逮捕状が出ており、日本側からの捜査要請を受けていた。男は4月上旬にも日本に強制送還される見通しだ。
警察は記者会見で、今回拘束した男のほかにも複数の日本人について、日本側から捜査要請を受けていると明らかにした。
一方、18日にミャンマー東部ミャワディからタイ西部メソトに移送された北海道出身の男(36)について、警察は「拠点の財務担当として働くためミャワディに渡った」と指摘。また、日本人の高校生をだまして拠点で働かせた疑いで、2月にタイ警察が拘束した29歳の日本人の男については、「グループの調整役で、ミャンマーやカンボジアの拠点を行き来していた」と説明した。
