障害の有無に関わらず、誰もが参加できる芸術活動「インクルーシブアート」を応援する展示会が20日、高崎市内で始まった。
会場には、色鮮やかな絵の具がキャンバスに飛び散る抽象画や、針金で形作られた生き物のオブジェなど、個性豊かな作品が並ぶ。これらは、障害者の芸術活動を支援するNPO法人「工房あかね」に所属するアーティストたちの手によるものだ。
今回の展示会は、高崎市内の有志8人で構成される「エコール・ド・アカネ実行委員会」が初めて企画した。会場の「ララパークスエヒロ」では、9人のアーティストの作品展示に加え、「工房あかね」で制作されたオリジナルグッズの販売も行われている。
また、21日からは会場向かいの高崎市中央公民館で、来場者が共同で机の上のパズルを完成させる体験型ワークショップなども開催される予定だ。
展示会は25日まで開かれ、多様な表現の魅力を発信し続ける。
