一般社団法人KJプロジェクト(代表:裵哲恩)は、7月26日(土)16時より、東京都港区の韓国民団中央本部8階会議室で第68回日韓記者・市民交流セミナーを開催する。
今回のセミナーでは、在日同胞らにとって統一や祖国を連想させる曲として親しまれてきた『リムジン河』をテーマに取り上げる。同曲は1968年にフォーククルセダーズのレコード発売が中止となるなど物議を醸した背景がある。
講師を務めるのは音楽プロデューサーの李喆雨(リ・チョルウ)氏。李氏は1938年生まれの在日コリアン二世で、朝鮮大学校芸術科卒業後、文芸同中央音楽部長、朝鮮レコード社副社長などを歴任した。
李氏は、1988年から10年にわたり南北の音楽家を紹介する「ハナパンギョル(一つの同胞)」コンサートを東京や大阪、ニューヨークで開催し、朝鮮半島の音楽と文化を広く紹介してきた。2001年には韓国芸術総合学校およびハンギョレ統一文化財団から特別功労賞を受賞するなど、音楽を通じた南北交流に深く携わっている。
セミナーの参加費は1,000円で、セミナー後には希望者のみ食事会も開催される(男性6,000円、女性3,000円、学生2,000円)。
問い合わせおよび申し込みは、主催団体のメール(cheoleunbae@gmail.com)まで。
