元経済安全保障担当相の小林鷹之衆議院議員(自民党)は6月25日から27日にかけて台湾を訪問し、頼清徳総統や蕭美琴副総統ら台湾政府要人と相次いで会談した。小林氏は26日、台湾外交部で記者会見を開き、「いかなる時も台湾を孤立させてはならない」との強い意志を表明した。
今回の訪問では、立法院の韓國瑜院長(国会議長)や蔡英文前総統、顧立雄国防部長、林佳龍外交部長とも意見を交換。日台間の安全保障や経済協力の重要性について幅広く議論した。
小林氏は記者会見で、「台湾の安定は日本を含む地域全体の安定に直結する。引き続き日台関係を強化し、台湾の国際社会における孤立を防ぐために尽力していく」と語った。
小林氏の訪問は、台湾と日本の結びつきを一層強化することが目的であり、特に安全保障を巡る地域情勢が緊迫化する中で、台湾に対する日本の強い支持を示した形となった。
