CTBTO事務局長が来日…岩屋外相と会談

8月4日午後5時15分、岩屋毅外相は外務省でロバート・フロイドCTBTO準備委員会臨時技術事務局事務局長を迎え、約20分間にわたり非公式の昼食を兼ねた懇談を行った。両者は核実験検証のための国際監視体制強化策について意見を交わした。

岩屋外相は、フロイド事務局長の広島・長崎平和記念式典への参加に謝意を示すとともに、新体制への就任を祝賀。日本が唯一の戦後被爆国として、CTBT(包括的核実験禁止条約)の早期発効と国際監視体制の維持・強化にいっそう貢献する意向を表明した。

これに対し、フロイド事務局長は日本が保有する10カ所の国際監視施設をはじめCTBTO活動全般への協力に謝意を述べ、「核兵器による惨禍は二度と繰り返してはならない」と強調。CTBTの早期発効に向けて日本との連携をさらに深める考えを示した。

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