日韓国交正常化60周年を記念する特別セミナーが、8月9日、東京富士大学本館で開催された。主催は公益社団法人2.8韓日未来会で、「平和と繁栄の未来構築へ」をテーマに、両国の過去60年の歩みを振り返り、将来の協力の方向性を探った。
開会式は午後1時から行われ、その後3つの講演と討論が続いた。第1講演では、中山泰秀元外務副大臣が「韓日60年の政治・経済の歩みと新たな未来」をテーマに登壇し、政治・経済分野で築かれた信頼や課題、今後の協力の可能性について述べた。
第2セッションでは、小林和子コリア研究所所長が「韓日60年の社会・文化の歩みと新たな未来」をテーマに発表。両国の文化交流や社会変化を分析し、人と文化の交流拡大の重要性を強調した。
最後の第3セッションでは、中村範宏データサイエンス経営研究所Founderが「AI時代におけるchatGPT4o実践講座」を行い、最新の人工知能技術とその活用事例を紹介した。
主催者は「政治・経済・社会・文化などあらゆる分野での協力議論を継続していくことが重要だ」と述べ、今回のセミナーは日韓両国の過去と未来をつなぐ意義深い機会となった。
