日本地形学連合が主催する「2025年学術大会」が11月1日から3日まで、東京理科大学葛飾キャンパスで開催される。
今年の大会では、一般発表(口頭・ポスター)に加え、11月2日には非会員も参加可能な公開シンポジウム「東京低地の地形・河川・地盤」が行われる。東京の地盤構造や河川変遷をテーマに、学術的知見と防災への応用を探る内容が予定されている。
最終日の11月3日には会員限定で「東京ゼロメートル地帯クルーズ」と題した巡検も実施される。荒川・隅田川流域を中心に、海抜ゼロメートル地帯の地形変化と都市防災の現場を体感できるプログラムだ。
地形学連合は、自然地形の形成過程や都市環境の変化を学際的に研究する学会で、今回の大会は「都市と地形の共生」をキーワードに、地球科学・防災工学・都市計画分野の最新研究を共有する場となる。
日本地形学連合2025年学術大会、東京理科大で開催
