戦後・解放から80年を迎える節目に合わせて、12月1日に京都市中京区のラボール京都で「戦後/解放80周年記念京都講演会」が開かれる。戦後日本社会の歩みと東アジア情勢の変化を多角的に 돌아보는場として企画され、研究者や市民の参加が見込まれている。
主催側は今回の講演会について、敗戦と解放という歴史的転換点から現在までの80年を検証し、地域社会が抱える課題や国際関係の変動を市民目線で議論する機会にしたいと説明している。会場参加は事前申込制で、関連資料の展示も予定されている。
講演会は12月1日の本会開催に続き、録画オンライン配信も行われる。配信期間は12月8日から12月27日までで、視聴には500円の参加費が必要となる。オンライン参加も事前申込方式となっており、主催側は幅広い世代の参加を呼びかけている。
関係者は「80年という時間が歴史的節目として持つ意味を共有し、現在の政治・社会環境を改めて考える機会にしたい」としており、年末の京都で歴史を軸とした市民討議の場が注目されている。
