兵庫で「韓国学園連合文化祭」開催

[ 「ナンラン18歳」を歌う西宮韓国学園のメンバー ]

 【兵庫】民団兵庫本部(金相英団長)は10月25日、神戸市内の会館で「第30回兵庫県韓国学園連合文化祭」を開催した。民団、婦人会や県下韓国学園の生徒や地域住民ら約400人が参加した。

 金団長は「第1回目は1992年の10月10日、民族伝統芸術や映画上映、展示会、婦人会の韓国料理もあり楽しい一日を過ごした。韓国文化の伝統継承の場であり、韓日交流の場でもあることを守りながら30回まで継続してきた。今日は一日、韓国文化を満喫しよう」と呼びかけた。

 李相烈駐神戸韓国総領事は「今日は歌唱力やダンスなど韓国文化を体で表現する場。これからも参加者の皆さんが、韓日友好の懸け橋として、より大きな役割を果たしてくれることと思う」と期待を込めた。

 今年は「歌謡祭」と位置づけ、演目を合唱に統一。有馬韓国学園が「アパート」を歌ったほか、宝塚韓国学園は「手と手を繋いで」、神戸韓国学園は「アリラン」など、7つの学園が自慢の歌声とともに練習の成果を発表した。会場からは、声援とともに手拍子と温かい拍手が送られた。

 特別公演では、神戸オリニ土曜学校のテコンド演武や神戸韓国教育院韓国舞踊班のチャンゴチュム(鼓の舞)などが行われ、ラストは婦人会兵庫本部(朴明粉会長)コーラス部が「悲しい金剛山」、「舟唄」など3曲を披露した。

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