爆撃のがれきの上に響いたチェロ ベイルートの音楽家、平和訴える



イスラエル軍の空爆を受けたレバノンの首都ベイルートで、チェリストのマフディ・サヘリ氏が、破壊された建物のがれきの上で演奏する映像が広がっている。

映像には、崩れたコンクリートや鉄骨が散乱する現場で、サヘリ氏が静かにチェロを奏でる姿が映る。戦火の中で響く旋律は、破壊と死の現実に対する抗議であり、同時に平和への訴えとして受け止められている。

イスラエルはレバノン各地への攻撃を続けており、ベイルート南郊でも空爆による被害が確認されている。現地では停戦後も緊張が続き、市民生活への影響が深刻化している。

爆撃の直前、イランの音楽家が発電所の前で演奏した映像も反響を呼んだ。戦争の現場で楽器を手にする音楽家たちは、武器ではなく音で抵抗し、人間の尊厳を守ろうとしている。

サヘリ氏の演奏は、がれきの街から世界へ向けられた沈黙の叫びでもある。戦争を止め、民間人の命を守れという訴えは、国境を越えて広がっている。

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