GW利用しベネズエラ訪問 横山氏「現実直視し関係構築を」

横山雅人氏は、ゴールデンウイーク期間を利用し、ベネズエラ政府の招待で3泊4の日程でベネズエラを訪問したと明らかにした。現地では政府・議会関係者らと意見交換を行い、社会・経済状況などについて視察した。

横山氏によると、出発前に駐日ベネズエラ大使から「報道だけではなく、自身の感覚で今のベネズエラを見てほしい」と伝えられたという。

訪問中は、国立霊廟を訪問したほか、外務副大臣、ベネズエラ日本友好議員連盟会長、カラカス市議会議長、ラ・グアイラ市議会議長らと会談した。

また、子どもたちが家庭の経済状況に関係なく無償で高度な音楽教育を受けられる教育システム「エル・システマ」も視察した。横山氏は「音楽を通じて子どもたちの可能性を広げる取り組みは大変印象的だった」としている。

ベネズエラを巡っては、米国による制裁や外交関係を背景に国際社会で議論が続いている。横山氏は、今年1月に米国による対ベネズエラ軍事作戦やニコラス・マドゥロ大統領拘束を巡る議論が国際社会で大きな論点となったと指摘した。

一方で、現地視察を通じ「首都カラカスでは社会秩序や経済活動が一定程度回復しつつある現実を感じた」と説明。市内ではビジネス活動も見られ、米国代表部も設置されていたとした。また、制裁の影響で停止していた米国との直行便についても、再開に向けた動きがあるとの説明を受けたという。

横山氏は「ベネズエラは石油や天然ガスなど豊富な天然資源に恵まれている」とした上で、「エネルギー資源を海外に依存する日本にとって、中南米との関係強化は重要課題だ」と強調した。

その上で、「今後、国際社会との関係改善や制裁解除の議論が進むことが前提となるが、日本としても現実を直視しながら、冷静かつ戦略的に関係構築を進めていく必要があると感じた」と訪問の意義を語った。

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