奈良県吉野町の世界遺産・金峯山寺は、2026年10月24日から11月30日まで、「日本最大 秘仏本尊 特別ご開帳」を開催する。期間中は、通常非公開となっている重要文化財の金剛蔵王大権現三尊像が特別公開される。
公開される蔵王権現像は、高さ約7メートルを誇る日本最大級の秘仏で、過去・現在・未来を象徴する三尊で構成されている。青色の迫力ある姿が特徴で、修験道の根本道場である金峯山寺の本尊として広く信仰を集めている。
会場となる蔵王堂は国宝に指定されており、東大寺大仏殿に次ぐ規模を持つ日本有数の木造建築として知られる。金峯山寺は7世紀に役行者によって開かれたと伝えられ、現在も修験道の総本山として国内外から多くの参拝者を迎えている。
特別公開期間中の拝観時間は午前8時30分から午後4時まで。特別拝観料は大人1,600円、中高生1,200円、小学生800円。参拝者にはミニ木札と特製エコバッグが授与される。
金峯山寺は2004年、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産としてユネスコ世界遺産に登録された。今回の特別公開は、普段は拝観できない秘仏に直接触れられる貴重な機会として、多くの参拝者や観光客の注目を集めそうだ。
