英国を訪問中の 高市早苗 首相は14日、 Keir Starmer 英国首相と首脳会談およびワーキングランチを行い、経済安全保障分野での協力強化に向けた「日英首脳共同宣言」と「フロンティア・テクノロジー・パートナーシップ」を発表した。
両首脳は、人工知能(AI)、半導体、量子技術、高度通信技術など先端分野における協力を加速させることで一致した。新たなパートナーシップは、経済安全保障の強化と産業競争力向上を目的とし、研究開発や人材交流、投資促進を柱としている。
今回の会談に合わせて、日英両国の政府機関や企業間では複数の協力覚書(MOU)も締結・交換された。両国はサプライチェーン強靱化や重要技術分野での連携を深めることで、国際的な経済リスクへの対応力を高める考えだ。
日英両国は近年、安全保障や経済分野で関係を急速に強化している。2026年1月の東京での首脳会談では、サイバー安全保障や次世代戦闘機の共同開発計画(GCAP)を含む幅広い協力推進で一致しており、今回の合意はその流れをさらに発展させるものと位置付けられる。
高市首相は今回の成果を、フランスで開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)での議論にもつなげたい考えを示している。日英両国は、欧州とインド太平洋の安全保障および経済の安定が不可分であるとの認識の下、戦略的パートナーシップを一層深化させる方針だ。
日英首脳、経済安全保障と先端技術協力を強化 共同宣言と新パートナーシップ発表
