政治に関心を持つ全国の高校生が参加する「第17回全国高校生未来会議」が8月14日、「防衛安全保障」をテーマに開催された。自民党青年局長代理の高見康裕衆議院議員が登壇し、経済安全保障や防衛装備移転を巡って講演した。
高見氏は、国家間の競争で経済や資源が外交上の圧力として利用される「経済の武器化」「資源の武器化」に言及した。その上で、重要物資の安定確保やサプライチェーンの強化など、経済安全保障政策を推進する必要性を説明した。
防衛装備移転については、戦争を助長する「死の商人」ではなく、抑止力を高めて戦争を起こさせないための「命の商人」と位置付ける考えを示した。発言は防衛装備品の海外移転に対する高見氏の見解であり、移転の範囲や目的を巡っては国内で議論が続いている。
講演後の意見交換では、自衛隊の位置付けや憲法9条との関係について高校生から質問が出た。海上自衛官や防衛大臣補佐官を務めた経歴を持つ高見氏が、自身の経験を交えながら回答した。
全国高校生未来会議は、高校生が政治や社会課題について学び、政治家や専門家と意見を交わす取り組み。第17回会議では「冤罪」「産業安全保障」「防衛安全保障」の3分野がテーマに設定された。
