東京都新宿区の新宿ゴールデン街で30日、「新宿ゴールデン街 納涼感謝祭2026」が開催され、約5000人が夏の終わりのはしご酒を楽しんだ。
新宿ゴールデン街商店街振興組合が主催し、新宿三光商店街振興組合が共催した。午後3時から午後10時まで行われ、約330店が軒を連ねる一帯のうち163店が参加した。
納涼感謝祭は、普段ゴールデン街に入りにくさを感じている人にも、個性豊かな店や店主との出会いを楽しんでもらおうと企画された。当日は参加店のチャージ料が無料となり、来場者は1杯500円から飲み歩いた。
会場ではドリンクスタンプラリーも実施された。参加店を回ってスタンプを10個集めると、先着1500人にオリジナルラバーコースター2個セットが贈られた。2階にある参加店ではスタンプを2個押す仕組みを取り入れ、初めての客が階段を上がって店を訪ねやすくする工夫も施された。
開始直後から各路地は多くの来場者でにぎわい、明るい時間帯から複数の店を巡る人の姿が目立った。景品交換所には早い時間から列ができ、2周目のスタンプラリーに挑戦する参加者も現れた。用意された1500セットのコースターは午後8時ごろに配布を終了した。
軒先では各店の名物料理などを提供する屋台村も展開された。近くの花園神社では蚤の市が開かれ、周辺一帯が祭りらしい雰囲気に包まれた。
新宿ゴールデン街商店街振興組合の関根理事長は、来場者数について「だいたい5000人くらい」と推定した。戦後の面影を残す路地と小規模な店舗が密集するゴールデン街はこの日、常連客だけでなく初めて訪れた人や外国人観光客らでにぎわった。
