インド工科大学デリー校(IITデリー)を訪問した日本の国会議員団は、研究交流や企業との連携を通じて日印協力を広げる可能性について意見を交わした。IITデリーが発表した。訪問は9月1日に行われ、斎藤洋明衆院議員らがランガン・バネルジー学長らと会談した。
IITデリーはニュージーランドの全8大学と共同研究を進める枠組みを持つ。日本については、大学などとの有効な覚書が11件あると同校が説明している。訪問団はロボット研究室や、研究・イノベーションパーク内に設けられた日本企業関連の研究施設も視察した。
議論では、インドの研究人材を日本の大学や企業でどう受け入れるかが論点となった。製造現場のデータを使ったAIの開発や、その技術をインドの工場で活用する構想も、今後の協力分野として挙がった。ただし、具体的な事業化や導入は決まっていない。
訪問団は、ラジェシュ・クマール・シン国防次官とも会談した。インド政府の発表によると、9月22日の会談では防衛技術協力、共同訓練、インド太平洋地域の安全保障などが協議された。
