光州の実情を海外に伝えたサターホワイト教授が登壇
民主化運動の経験から2024年の非常戒厳まで考察

立命館大学コリア研究センターは10月30日、京都市北区の衣笠キャンパスで、特別講演「RETHINKING KOREAN DEMOCRACY」を開催する。韓国の民主化運動や人権擁護活動を支援してきたデイビッド・サターホワイト教授が、自身の経験を交えながら韓国民主主義の形成と、それを守ってきた人々の歩みを語る。

講演のテーマは「今なお続く韓国の民主化運動から学ぶ勇気と意味~当時の目撃/参加者が語る思い出と分析」。午後7時から9時まで、創思館カンファレンスルームで対面形式で行う。

同センターの紹介によると、サターホワイト教授は1970~80年代の韓国民主化運動に深く関わった。1980年5月の光州民主化運動では、現地の宣教師から届いた写真や情報を海外に発信し、光州で起きていた出来事を国際社会に伝える活動を続けた。

映画『タクシー運転手』に登場するドイツ人記者のモデル、ユルゲン・ヒンツペーター氏も、同教授の情報をもとに光州に入り、取材したという。その後も民主化運動の指導者らとの交流を重ね、金大中氏らの民主化・人権活動を支援してきた。

今回の講演では、当時の記憶や印象から民主化運動の現場を振り返るとともに、2024年12月の非常戒厳によって改めて問われた韓国民主主義についても考察する。市民や国会、憲法上の制度が危機にどう向き合ったのかを検討し、民主主義が築かれ、守られてきた過程をたどる。

サターホワイト教授は韓国学と東アジアの政治・安全保障を専門とし、現在はテンプル大学ジャパンキャンパスの京都拠点で教えている。参加申し込みは、立命館大学コリア研究センターの公式案内に掲載された専用フォームで受け付けている。

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