中国外務省の郭嘉昆副報道局長は8日の記者会見で、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が中国チベット自治区で発生した地震に深い悲しみを表した声明について、「ダライ・ラマの分裂主義者という本質と政治的たくらみをわれわれはよく分かっており、高度な警戒を保っている」と述べた。
郭氏はさらに、「共産党中央の指導の下、被災地の住民は災害に打ち勝つ」と強調し、政府による災害対応の進展をアピールした。
今回の地震では、建物が崩れ、多くの余震が続く中、救助隊ががれきの山を捜索している。被災地では地元住民が不安を抱える一方で、中国政府は迅速な復旧を進める姿勢を示している。
中国政府は、ダライ・ラマを「分裂主義者」と位置づけ、長年警戒を続けており、彼の発言や行動を政治的意図と結びつけて批判してきた。今回の声明もその一環とみなされ、対立の溝がさらに深まる可能性がある。
