24日から交付が始まったマイナンバーカード一体型の「マイナ免許証」について、警察庁はスマートフォンで免許情報を確認する専用アプリ「マイナ免許証読み取りアプリ」で不具合が発生したと発表した。
マイナ免許証は従来の免許証と異なり、免許の種類や有効期限がカード券面に印字されておらず、情報確認のためには専用アプリの利用が不可欠となっている。
警察庁によると、読み取った結果、画像として表示される免許の種類と、文字情報として表示される「免許基本情報」の内容に不一致が生じる不具合が確認された。特に「普通自動二輪」など一部の免許区分で正しい表記ができなくなっている。
現在、警察庁はアプリの修正作業を進めているという。
なお、警察官が交通取り締まり時に使用する専用アプリは正常に動作しており、取り締まり業務には支障がないとしている。
