
北朝鮮人権NGO「KOA(モドゥモイジャ)」は、3月24日から31日までの期間に関連する国際デーや朝鮮半島の人権・人道主義・特異事案に関する出来事をまとめた週間ニュースレターを発行した。
24日は、最も脆弱な立場に置かれている人々のための「明白な人権侵害に関する、真実に対する、権利と犠牲者の尊厳のための日」とされ、国連スタッフと連携する日でもある。25日は、奴隷及び大西洋間奴隷貿易犠牲者追悼の日。26日には、天安艦襲撃事件から15周年を迎え、李承晩元大統領の誕生150周年でもある。28日は第10回「朝鮮半島西海守護の日」、29日は仁川国際空港開港記念日、31日は1970年の赤軍派によるよど号ハイジャック事件が記録されている。
また、同NGOは「北朝鮮の脆弱者のための1日1分参加」キャンペーンを展開している。参加方法は、関連書籍や映画を観て他者に伝える、SNSでの発信、専門的な分析・通訳・翻訳などの分野での参加など多岐にわたる。費用としては、1日1分の参加を1ヶ月500円で支援できるプログラムも設けられている。
KOAは、日本を拠点に韓国と米国の支援を受けながら、北朝鮮人権問題の正しい解決を目指す国際人道NGOであり、非可視的な責任の究明に努めている。
