韓日国交正常化60周年を記念する「文化交流公演」が9月2日、静岡市清水文化会館マリナートで行われた。両国の文化的な架け橋を築くことを目的に、伝統芸能から現代音楽まで幅広い舞台が繰り広げられた。
今回の公演は在日本静岡県韓国人連合会が主催し、外務省と静岡市が後援した。会場には韓国と日本の市民が多数詰めかけ、午後2時半の開場と同時に賑わいを見せた。公演は午後3時に始まり、午後6時半まで約3時間半にわたって行われた。
出演者には、韓国伝統舞踊の名手ヤン・ジェギ、サムルノリや太鼓演奏で知られるトンゴン、迫力あるカサンソウル、家族ユニット響ファミリーが登場。また、日本からは舞踊家チョン・イェジンやソプラノ歌手イ・ウンチェらが加わり、日韓双方の芸術家が同じ舞台で共演した。
演目では、韓国伝統楽器と日本舞踊のコラボレーション、華やかな衣装をまとった歌と舞、さらには観客との一体感を生み出すパフォーマンスが披露され、場内は拍手と歓声に包まれた。来場者からは「両国の文化の違いを超えた調和を感じられた」との声も聞かれた。
主催者側は「今回の舞台は文化を通じて心を通わせ、未来に向けた友好の礎を築く場となった」と意義を強調した。両国の国交正常化から60年を迎える節目の年、静岡でのこの公演は市民にとって記念すべきひとときとなった。
