長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会は9日、「長生炭鉱政府交渉 始まりました!」と題して、政府との公式交渉に着手したことを明らかにした。
今回の交渉は、かつて福岡県筑豊地域の長生炭鉱で発生した「水非常」事故をめぐる問題解決を目的として行われている。当時、炭鉱内で大規模な浸水事故が起き、多くの労働者が犠牲となったにもかかわらず、十分な真相究明や被害補償がなされていないとの指摘が続いてきた。
同会は交渉の開始状況を広く伝えるため、冒頭部分をツイキャスで生配信した。これは透明性を高め、遺族や市民社会と情報を共有する狙いがあるとみられる。
