第2回韓日文化交流国際フェスティバル(2・8韓日未来会主催)が昨日開催され、講演と舞台公演が織り交ざったプログラムで来場者を楽しませた。
行事は、在日本韓国大使・李赫氏の紹介を受け、姜昌一元駐日韓国大使の講演で幕を開けた。姜氏は、自身の在任当時を「日韓関係が最悪だった時期」と振り返りつつ、現在の両国関係については「非常に良好だ」と評価した。
公演では、伝統音楽から大衆音楽まで幅広い演目が披露された。
金オルによるカヤグム演奏は、繊細で美しい音色が会場を魅了した。
「トロットガールジャパン」代表7人の一人、住田愛子は大人びた表現力を見せ、歌唱力とダンスのパフォーマンスが一段と向上した姿を披露した。国楽人チェ・ヒジュの舞台も新鮮な印象を与え、チンウンは安定した歌唱力を発揮した。金オル、チンウンともに演奏・歌唱が2曲にとどまった点は惜しまれた。
一方で、進行面では改善点も指摘された。司会者が自身の話に時間を割き過ぎたとの声があり、ジョン・ヨンロクのコメントも長すぎたとの意見が聞かれた。
韓日両国の観客が一堂に会した本行事は、文化交流の場として意義深い時間となった。
