尹錫悦前大統領に無期懲役判決 内乱首謀罪で死刑求刑退ける

韓国で非常戒厳を宣言した尹錫悦前大統領に対し、ソウル中央地裁は19日、無期懲役の判決を言い渡した。検察が内乱首謀罪で死刑を求刑していたが、裁判所はこれを退けた。

尹被告は2024年12月、非常戒厳を宣布し、国会に軍を動員するなどしたとして起訴された。検察は憲法秩序を揺るがす重大犯罪と位置付け、今年1月の公判で死刑を求刑していた。

これに対し尹被告側は、大統領に認められた国家緊急権の行使であり、内乱には当たらないと無罪を主張していた。

判決公判が開かれたソウル中央地裁は、非常戒厳の宣布と軍の投入が国会の権限を侵害し、国家の基本秩序に重大な危険をもたらしたと認定。量刑理由について、国家権力の最高責任者による違法行為の影響は極めて重大だと指摘した。

非常戒厳を巡っては、当時首相だった韓悳洙被告に懲役23年の判決が言い渡されるなど、閣僚らにも実刑判決が出ている。一連の裁判は今後、上級審で争われる見通しだ。

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