高市早苗首相は23日、首相官邸でマシュー・クーパー・ワレ・ソロモン諸島首相と会談し、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けた協力強化で一致した。両首脳はインド太平洋地域の情勢について意見交換を行うとともに、2027年夏に開催予定の第11回太平洋・島サミット(PALM11)に向けて緊密に連携していくことを確認した。
高市首相は、太平洋で結ばれた友好国であるソロモン諸島との協力を積み重ねていく考えを表明し、FOIPの理念の下で法の支配や自由、開かれた海洋秩序の維持に向けた連携を重視する姿勢を示した。
会談では、経済協力や人的交流の促進に加え、地域の安全保障や持続可能な発展についても協議された。両首脳は、太平洋島嶼国との関係強化を目的として日本が主催する太平洋・島サミットの成功に向け、引き続き協力していく方針を確認した。
ソロモン諸島は近年、中国との関係強化が注目されてきたが、新たに就任したワレ首相は日本や米国など伝統的なパートナーとの関係強化にも積極的な姿勢を示している。今回の首脳会談は、日本とソロモン諸島の二国間関係を一層発展させるとともに、インド太平洋地域の安定と繁栄に向けた協力を確認する機会となった。
