安倍晋三元首相が銃撃され死去してから3年となるのを前に、大阪市住之江区の大阪護国神社で6日、安倍氏の功績を顕彰する慰霊祭と顕彰碑の除幕式が行われた。式典には昭恵夫人をはじめ、元議員ら関係者約40人が参加した。
高さ約160センチ、幅約150センチの顕彰碑は、「憲政殉難之碑」と名付けられ、昭恵夫人が自ら揮毫した文字が刻まれている。また碑には、安倍元首相の写真を焼き付けた陶板がはめ込まれ、明治期の自由民権運動家・板垣退助の名言「板垣死すとも自由は死せず」の文言も記されている。
碑の建立に尽力した板垣退助先生顕彰会の理事長で、板垣の玄孫である高岡功太郎氏は、「安倍氏と板垣には不思議な縁がある。安倍氏が揮毫した板垣の位牌を奉納したこともあり、安倍氏と板垣の精神的なつながりを強く感じている」と語った。
昭恵夫人は式典後、「関係者の皆さまのおかげで顕彰碑が完成しました。主人も喜んでいると思います」と感謝を述べ、「主人は魂になっても国家のために働き続けるでしょう」と挨拶した。
建立責任者の大阪護国神社・寺内俊太郎責任役員は「安倍氏は『日本の国のため』という強い志を持っていた。その精神を顕彰碑を通じて伝え続けたい」と話した。
除幕式には青山繁晴参院議員、中山泰秀元衆院議員、長尾敬元衆院議員、高市早苗前経済安保担当相の秘書ら約40人が参列し、故人の功績を偲んだ。
